自民党議員有志らによるOECD議連の会長に就任し、設立総会であいさつする岸田文雄元首相=2026年4月21日、国会
 自民党議員有志らによるOECD議連の会長に就任し、設立総会であいさつする岸田文雄元首相=2026年4月21日、国会

 自民党の旧岸田派(宏池会)が分裂含みの状況に陥っている。昨年10月の党総裁選で、派閥座長を務めた林芳正総務相を支えた議員と、無派閥の小泉進次郎防衛相の支援に回った議員の間に深刻な亀裂が生じているためだ。双方が新たなグループづくりを模索する動きもあるが、派閥を率いた岸田文雄元首相は静観を決め込んでいる。

 ▽ナンバー2

 45人程度が所属していた岸田派は、自民派閥裏金事件を受けて2024年9月に解散したものの、その後も不定期で集まり、一定のまとまりを保ってきた。ただ高市早苗首相が制した昨年の総裁選では、木原誠二元選対委員長ら一部の議員が小泉氏陣営に入り、今も「林グループ」と「木原グループ」におおむね二...

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