
安全対策について議論するJR西日本の社員=3月25日、大阪府大東市のJR四条畷駅
2005年の尼崎脱線事故を受け、JR西日本は組織風土の改善に注力してきた。率直な意見交換ができる「心理的安全性の確保」を掲げ、現場に一定の浸透を見せる。一方、幹部の叱責により社員が萎縮する事例や、安全性に疑念の目が向けられるような踏切トラブルが噴出、事故後入社の社員が7割を超え教訓の継承が課題となる中、安全に向けた取り組みはなお途上だ。
「乗車時間の分散を学校にお願いしてはどうか」「案内放送を身近に感じてもらうため変化を付けては」。3月25日、大阪府大東市の片町線四条畷駅で社員25人ほどが安全対策を議論した。事故を受け毎月25日に実施する「安全の日」の一環だ。
同駅はホームドアがなく、通学時間帯...
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