
米大統領の国際秩序構想(写真はゲッティなど)
米国は戦後間もなく日本を含む各地の基地を英国と相互使用する密約を結び、世界的な軍事ネットワークを築いていた。主権平等をうたい国連を中心とする国際秩序を掲げながら、裏では日本など基地を提供する国を差し置いてソ連との覇権争いを展開。ベネズエラ、イランに軍事介入したトランプ政権にみられる米国の「力の支配」の源流は冷戦期にさかのぼる。
▽極秘
「取り決めは口頭のみの非公式な秘密合意として扱うべきだ。国連に登録する条約にするつもりはない」。オーストラリアの英高等弁務官事務所員は1948年12月14日付のオーストラリア首相府幹部宛ての公電で、密約は内々で取り扱うべきだと念押ししていた。
条約として国連に登録し...
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