店舗を持たないはやじん書店を開いている飯塚颯人さん=柏崎市役所
店舗を持たないはやじん書店を開いている飯塚颯人さん=柏崎市役所

 柏崎市の「店舗を持たない本屋」が、話題になっている。飯塚颯人さん(30)=柏崎市山本=が1月に開業した「はやじん書店」だ。本好きが高じて、市役所内にある売店やJR柏崎駅前の土産店などで、小説や新書を売っている。書店経営を取り巻く厳しい状況を考えて生み出したアイデアで「大型書店と比べて冊数は少ないけど、お客さんを満足させる一冊を届けたい」と話している。

 はやじん書店は市役所の売店と柏崎駅前の土産店、加納にある喫茶店の3カ所で、新刊や古本を売る。売店と土産店は30冊ほど、喫茶店には約70冊を並べる。飯塚さんは市役所の売店で月に数回接客し、本の魅力を伝えている。店名は飯塚さんのあだ名の「はやじん」から付けた。

 取り扱う本は小説、新書絵本、ビジネス書など幅広い。新刊は、...

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