
うつ病などで休職した経験を持つ当事者と研究チーム「ココロワタシ」を立ち上げた名古屋大の星野藍子講師=名古屋市
うつ病などメンタルヘルス(心の健康)の不調で休職する人が増えている。働く人のメンタルヘルスは重要な社会課題だが、それらの当事者が休職前後でどのような困難や葛藤を抱えていたか、復職への障害は何かについては十分に理解されていない。名古屋大の研究チームは当事者の思いをまとめたパンフレットを作成するなど、企業関係者や医療従事者の理解・対話を促進するプロジェクトを始めた。
▽休職3回
愛知県内の車の部品メーカーに勤めるNさん(37)は7年前、上司からの人格を否定されるような発言がきっかけで気がふさぎ込み、うつ病と診断された。2カ月の休職を経て復職したが、休日でも仕事のことで頭がいっぱいで、気が休まらない。...
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