8日、ホルムズ海峡の船舶(ロイター=共同)
 8日、ホルムズ海峡の船舶(ロイター=共同)
 閣議で発言する韓国の李在明大統領=4月28日(聯合=共同)
 イランでアラグチ外相(右)と会談する韓国の鄭ビョン河氏=4月22日(イラン外務省提供・聯合=共同)

 イラン情勢の悪化でエネルギーの供給不安が長引く中、韓国政府が原油や原油由来のナフサの確保へ、なりふり構わぬ総力戦を展開している。イランに特使を送ってホルムズ海峡の通航問題を協議し、ウクライナ侵攻を続けるロシアからのナフサ輸入にも踏み切った。海峡付近で4日に起きた韓国企業運航の貨物船火災では、米イランの主張が食い違い、板挟みで苦慮している。

 ▽特使外交

 「正体不明の飛翔体」。韓国政府は10日、貨物船火災の原因の調査結果を発表した際、衝突した物体の発射元への言及を避けた。

 トランプ米大統領は早々と「イランが韓国船を攻撃した」と強調。ペルシャ湾からの船舶退避支援に「韓国も加わる時が来たのではないか」と圧...

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