
最新AIを悪用したサイバー攻撃を巡る主な動き
最新の人工知能(AI)を悪用したサイバー攻撃対策に政府が動き出した。地殻変動を起こしたのは米新興企業アンソロピックが開発した「クロード・ミュトス」で、金融システムといった生活基盤が脅かされるとの懸念が急浮上した。AIの脅威とどう共存するかが現実問題となり始めた。
▽対症療法
「中国などのAIの性能も高度化した場合、対応しきれるかどうか不透明だ」。ある地方銀行の関係者は不安を隠さない。人間では見つけにくいシステムの穴を突くことも可能なAIの登場を、多くの民間企業は脅威と感じている。
企業や政府機関の情報通信システムに不正侵入するサイバー攻撃は深刻化している。最近では、アサヒグループホールディングスが...
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