
品質不正を巡って行われたニデックの記者会見=13日午後、東京都内
不正会計に揺れたニデックで、品質でも問題が発覚した。旧経営陣によって醸成された利益偏重の風土が、幹部だけでなく製造現場もむしばんでいた可能性が出てきた。企業体質の問題は根深く、再生の道は険しい。
▽根幹
「品質は製造業の根幹であり、極めて重く受け止めている」。ニデックの岸田光哉社長は13日の記者会見で深々と頭を下げた。千件を超える不適切行為の疑い。創業者の永守重信氏らが会社を去り新体制となった4月以降、多くの内部通報が寄せられ明らかになった。
会計処理を調べた第三者委員会は、永守氏の業績目標達成に向けた「強いプレッシャー」がルール順守を後回しにし、不正会計を招いたと結論づけた。品質問題の原因を問わ...
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