インタビューに答えるユーラシア・グループの中国分析責任者ダン・ワンさん
 インタビューに答えるユーラシア・グループの中国分析責任者ダン・ワンさん
 インタビューに答えるユーラシア・グループの中国分析責任者ダン・ワンさん
 インタビューに答えるユーラシア・グループの中国分析責任者ダン・ワンさん

 トランプ米大統領と習近平・中国国家主席が北京で会談した。習氏は2027年秋の共産党総書記4選を見据え、26年の早い時期に会って「関税休戦」の継続を確認、対米関係を安定させておく必要があった。

 米国のイラン攻撃で当初の予定より1カ月半ほど遅れたが、まずは所期の目的を果たした。トランプ氏と互角に渡り合い、世界の安定に資する大国指導者としての姿を示し、国内に注力する足場を固めたと言える。

 会談では(1)関税休戦(2)中国による米国のボーイング機や大豆、牛肉などの農産物購入(3)人工知能(AI)を巡る対話枠組み―に加え、米中間の「貿易委員会」創設などが話し合われた。

 巨額の対中貿易赤字を問題視するトランプ...

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