
主要企業の経営幹部の発言
上場企業の2026年3月期決算は、純利益の合計額が最終的に前期を5%ほど上回り、過去最高となる見通しだ。ただ、もうけは人工知能(AI)ブームの恩恵を受ける業界に一極集中しているのが実情で、もろ手を挙げて喜べる状況とは言えない。中東情勢悪化に伴うコストの上昇は避けられず、増益が続くかどうか正念場だ。
▽石油在庫急減
AIブームに沸く代表的な存在が、技術力で日本勢が先行する半導体製造装置業界だ。最高益を更新した東京エレクトロンの川本弘常務執行役員は「先端半導体の設備投資は活発だ」と、大量のデータ処理に必要な先端半導体の需要は引き続き右肩上がりで伸びると見込む。KOKUSAI ELECTRICの塚田和...
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