
全国高校総体の陸上競技で見られた「逃げ水」=2025年7月、広島市
毎年のように訪れる「災害級」の暑さから子どもを守るため、教育現場では積極的な水分補給や屋外活動の中止といった熱中症防止の取り組みが進む。今後、外で運動できる時期はさらに短くなる恐れがあり、教員たちは暑さ対策と運動機会の確保をどう両立させるか、模索を続けている。
▽体育できず
「ここ数年で一気に暑さ対策に敏感になった」。東京都の私立小学校に勤める男性教諭(40)は実感を込める。この学校では気温や湿度から算出する指標「暑さ指数」が31以上になった場合、休み時間を含め屋外での活動は全て中止している。
冷房の付いた体育館があり、体育の授業はできるが「校庭と比べ広さに制限があり、開放感も違う」。それでも安全...
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