
なぜ私たちは本を読むのか、と本書の冒頭で問いかけられる。目的は人それぞれで、そもそも読書の習慣や時間がない人もいる。出版不況も深刻だ…。本を巡る昨今の状況が思い浮かぶが、確かなこともあるだろう。名著には今を生きる人の「血肉」となるものが記されている、ということだ。
ならば「読んだ本を血肉化するにはどうすればいいのか」。この疑問に答えるのが本書。読書そのものの面白さを、著者4人が実体験を交えて紹介する。ナビゲーターは、古今東西の名著を読み解くNHK・Eテレ「100分de名著」のプロデューサー秋満吉彦さん。番組講師も務めた経済思想家の斎藤幸平さん、英文学者の小川公代さん、能楽師の安田登さんだ。
高校...
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