山内昌和・早稲田大教授
 山内昌和・早稲田大教授

 2025年に生まれた子どもの数は過去最少の67万1236人で、10年連続の減少となった。今後も若年人口の規模は大きくならないとみられるため、出生数減少のトレンドは続くだろう。出生数の減少ペースがやや緩やかになったのは、30代前半の女性が産んだ子どもの数が前年よりも増えたためだと考えられる。今後もその傾向が続くかどうか見守りたい。

 一方、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は13県で前年より上昇した。これが持続的な傾向なのかどうかを見極めるには時間が必要である。婚姻件数も2年連続で増加した。新型コロナウイルス禍で人々の出会いの機会が失われ、婚姻が減ったことを考えれば、揺り戻しの...

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