ソマリランド・ベルベラ港のクレーン=3月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリランド・ベルベラ港のクレーン=3月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリランドの「首都」とする最大都市ハルゲイサ市内=3月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリランド・ベルベラ港近郊にある工業団地で取材に応じるDPワールド社の担当者=3月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア、スーダンを巡る中東主要国の関係図
 ソマリア・モガディシオ、ソマリランドなど

 アフリカ東部の「アフリカの角」や周辺地域に中東の対立が波及し、緊張が続いている。ソマリアからの独立を主張するソマリランドをイスラエルが昨年12月に国家承認し、中東諸国が反発。スーダン内戦を巡っても中東諸国の対立がある。各国の地政学上の思惑が複雑に絡み、不安定な地域の一層の混乱が懸念されている。

 ▽「悲願」

 「重要な一歩だ」。ソマリランド当局者は3月、現地を訪れた記者に対しイスラエルの国家承認を歓迎すると語った。ソマリアが無政府状態に陥った1991年に一方的に分離独立を宣言したが、国際的に認められていない。当局者は承認を「悲願だった」と話した。

 イスラエルには対岸イエメンの親イラン武装組織フーシ派抑...

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