ハーバード大の卒業式に臨む卒業生、修了生ら=5月28日、米ボストン郊外(共同)
 ハーバード大の卒業式に臨む卒業生、修了生ら=5月28日、米ボストン郊外(共同)
 米国ボストン
 卒業式で祝辞を述べるハーバード大のガーバー学長=5月28日、米ボストン郊外(共同)
 卒業式後に取材に応じるスディプタ・サハさん=5月28日、米ボストン郊外(共同)
 ハーバード大の卒業式に臨む卒業生や修了生ら=5月28日、米ボストン郊外(共同)

 豊富な資金と最高水準の環境で世界中の学生や研究者を魅了してきた米国の大学が岐路に立たされている。トランプ政権が厳格な移民政策の一環で留学生への締め付けを強め、「歓迎されていない」との受け止めが拡大。学問や表現の自由への危機感もあり、米国離れが進む。米国の発展を支えてきた「知の磁力」に陰りが見え始めている。

 ▽とりで

 5月28日、東部マサチューセッツ州ボストン郊外。「世界最高峰」の大学として若者を引き付けてきたハーバード大の卒業式は華やかだった。だが祝賀ムードとは裏腹に卒業生らから漏れたのは厳しい言葉だった。

 「両親らが住んでいるカナダに戻って研究を続けるつもりだ」。バングラデシュ出身でハーバードの...

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