
当選確実となり万歳する小林一大さん(右から2人目)=7月10日、新潟市中央区
自民党新人の小林一大(かずひろ)氏が勝利した参院選新潟選挙区の結果について、与党の新潟県組織幹部は10日、「総力戦の結果」と手応えを語った。立憲民主党現職の森裕子氏を支えた野党側は「結束まで時間がかかった」と連携の難しさを口にし、無念さをにじませた。
自民党県連の高鳥修一会長は「県議や地方議員、支援団体などが必死になり、党本部からも強力な支援をいただいた総力戦だったことが大きい。保守王国復活の第一歩となる貴重な議席を奪還できた」と話した。
公明党県本部の志田邦男代表は「今の難局を乗り越えるためには、自公の安定政権が大事だという訴えが有権者に受け入れられた」とし、自公の協力の成果と強調した。
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