トキは「ペリカン目トキ科」という種に分類されます。この種は中、大型で、首や脚が長いことなどが特徴です。トキと見間違いやすいダイサギ(シラサギ)などの仲間がいます。

 ダイサギは体長約89センチ、翼を広げた大きさ(翼開長)は130センチほど。一方のトキは体長約76センチ、翼開長は140センチほどで、互いの差はそれぞれ約10センチしかありません。

 トキは薄紅色の羽がシンボルですが、翼を閉じれば真っ白で、水田でカエルや昆虫を食べている姿はダイサギとそっくりです。トキは頭部にひらひらした冠羽があり、警戒した時に逆立てるといわれますが、気分がいい時に立てるという説もあります。

 トキより3年早く兵庫県豊岡市で自然放鳥されたコウノトリは、トキよりも大きく、体長112センチ、翼開長193センチ。体長は、人間の5歳男児の平均身長と同じくらいで、ほかの動物には襲われにくい大きさです。