
「佐渡島の金山」のシンボル「道遊の割戸」
永岡桂子文部科学相は30日の記者会見で、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」について、新潟県の花角英世知事や渡辺竜五佐渡市長と29日に電話会談したと明らかにした。「県、佐渡市と一丸となって取り組むことで一致した」と述べ、早期に現地を訪れたい意向も示した。
佐渡金山を巡っては、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から推薦書の不備を指摘されたため、政府は当初の目標だった2023年の登録を断念。24年以降の登録を目指し、9月末までに暫定版の推薦書を再提出するとしている。
永岡氏は会見で「既に県と佐渡市の協力を得ながら推薦書の改訂に取り組んでいる」と述べ、世界遺産の専門家とも協力して推薦書を...
残り214文字(全文:514文字)