２０２３年３月に新潟市で行われた渡辺明棋王（左）と藤井聡太五冠＝いずれも当時＝による棋王戦第３局＝新潟市中央区
将棋の藤井聡太六冠＝竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖＝が６月１日、長野県高山村で指された第８１期名人戦７番勝負第５局で渡辺明名人を破り、最年少での名人獲得と七冠を達成した。新潟県内の将棋やタイトル戦の関係者から偉業をたたえる声が上がった。
日本将棋連盟佐渡支部幹事長の光村克己さん（７０）はインターネットテレビで対局を見守った。「今回の名人戦を通じて素晴らしい接戦が続いた。最年少での名人と七冠は言葉で表現できないくらいすごい快挙だ」と熱を込めた。
藤井さんはタイトル戦で２度、新潟県で対局したことがある。新潟グランドホテル（新潟市中央区）では今年３月、藤井さんが挑戦者として登場した棋王戦第３局...
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