長岡空襲直後の街の様子を収めた写真に関する講話=アオーレ長岡
長岡空襲直後の街の様子を収めた写真に関する講話=アオーレ長岡

 1945年8月1日の長岡空襲直後の街の様子を収めた写真を調査し、撮影された詳細な日時や場所などを検証した講話が、新潟県長岡市のアオーレ長岡で開かれた。爆撃により焦土と化した街で、たくましく生きる市民の様子が語られた。

 長岡空襲では市街地の約8割が焼け、45年7月20日の「模擬原爆」の被害と合わせ、判明しているだけで1488人が亡くなった。

 講話は長岡戦災資料館(城内町2)の開館20周年を記念した特別展の一環で、7月9日に開かれた。

 講師を務めた戦災資料館アドバイザーの星貴さん(63)は約2年前から同館収蔵の50点余りの写真を調査。資料や現在の街の様子と照らし合わせるとともに、当時を知る人にも...

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