中国黒竜江省山底村1995年10月撮影
 中国黒竜江省山底村は牡丹江市の東およそ30キロ。村に差し掛かると綏芬河(すいふんが)へと続く濱綏(ひんすい)線の鉄路は大きなΩカーブを描く。90年代半ばまで蒸機が活躍した人気撮影地だった。かつてこの路線は、ロシアが建設した東清鉄道であり、その後南満州鉄道に引き継がれた。そして、2015年に綏芬河に至るバイパス線の開通によって旧線はさびたまま今も村を囲むように残されている。
 
 26年前に初めての写真展を開催したときのことです。来場者からある1枚の写真に対して「これ、やらせ」という言葉を投げかけられました。冒頭の写真がそれです。校庭の奥の建物と建物の間に通過する...
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