
震災の語り部の言葉を振り返り、防災報道の在り方などについて意見を交わす若手記者ら=2月18日、仙台市青葉区の河北新報社
2011年の東日本大震災の教訓を防災の報道に生かそうと、新潟日報社や河北新報社(仙台市)など全国の地方紙、放送局でつくる「311メディアネット」は2月18日、ワークショップ「むすび塾」を仙台市で開いた。若手記者らが宮城県内の震災遺構を視察した上で、読者らに考え、行動してもらうための報道の在り方を話し合った。
むすび塾は、河北新報社が震災を伝え続ける目的で2012年に始めた。今回は新潟日報社や中日新聞社など...
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