
不登校の児童生徒への支援を話し合った総合教育会議=アオーレ長岡
新潟県長岡市教育委員会は市内の小中学生の不登校について、要因や背景を探る独自調査を実施した。2023年度の欠席日数が年間30日以上を見込む不登校の子どもは547人と、22年度の521人を上回った。登校しているものの、教室以外の場所で過ごすといった子どもを「配慮が必要な状態」と位置付けて新たに調査対象に加え、413人いることが明らかになった。市は実態を分析し、支援策の検討や不登校の防止につなげたい考えだ。
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