新潟市、地下商店街「西堀ローサ」を2025年度に市有化へ　運営会社が借入金返済代わりに物納、活用法は未定

　新潟市は２月２１日、中央区古町地区の地下商店街西堀ローサを、２０２５年度に市有化する方針を明らかにした。市からの借入金９億円を返済できないとして解散を決めた運営者の第三セクター新潟地下開発から、物納の形で取得する。活用法は未定だが、中原八一市長は「古町の風景や魅力の一部を担ってきたローサを将来につなぐ」としている。

• 西堀ローサ2025年3月末退店をテナントに要請
• 新潟市長が西堀ローサの閉鎖を否定　中原八一氏「貴重な地下空間を有効活用」、市の取得は「選択肢の一つ」

　ローサを巡り地下開発は２０２３年１１月、新潟市への返済期限である２５年１０月までに解散することを決めた。営業中の...