「新潟の電車といえば何色?」と尋ねられたとき、おそらく年代によってその色は異なってくると思うのですが、私の場合は「白地に青と赤のライン」が真っ先に思い浮かびます。

 いわゆる「一次新潟色」と呼ばれるカラーリングの車両です。1986年に登場しました。

 現在も、磐越西線や只見線などを走る「キハ40形」などでは見ることができる配色ですが、電車では二次新潟色(白地に黄緑色のライン)と三次新潟色(白地に薄い青色)へと塗装が変わり、1990年代前半には、その姿を消してしまいました。

 そんな車両が、9月30日に復活します。

 JR東日本新潟支社は8月31日に発表したリリースで、JR発足30周年...

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