1月5日の河北新報の記事に、偶然、瀬古龍雄さんのお名前を見つけました。

瀬古さんは新潟県で「鉄道」を語る上で、決して忘れてはならない人物のお一人です。残念ながら2014年11月に急逝されましたが、亡くなられるまで、数多くの新潟の鉄道シーンに携わってこられました。

新潟県内の私鉄の国有化について調査され、新潟県史の編さんに携わられたほか、1999年から定期運行を始めた磐越西線の「SLばんえつ物語号」の蒸気機関車C57の復元費用を集める運動を展開されました。

本業は新潟県園芸試験場の場長として、様々な野菜や果物などの育種に従事されてこられました。

また、新潟日報の紙面でも長年に渡って執筆されてこら...

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