
新潟県佐渡市相川地区でまちづくりに取り組む「相川車座」に対し、日本政策投資銀行新潟支店が、5千万円を出資したと発表した。相川車座が発行した優先株を引き受けた。2月29日付。相川車座が官民連携で今夏の開業を目指す、古民家を活用した「分散型ホテル」のプロジェクトに充てる。
プロジェクトは、佐渡金山の世界文化遺産登録を見据え、相川地区に点在する古民家4棟を改修。計7室の客室を用意し、インバウンド(訪日客)らを呼び込む。総事業費は2億5千万円で、うち約1億1千万円は国や県の補助金で賄う。
分散型ホテルは、地域の複数の空き家などを活用し、フロントや飲食などの機能を分離することで宿泊客の回遊性を高める仕...
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