新潟県は3月21日までに、2023年の新潟港(東港)の外国貿易用コンテナ取扱量が、前年比2・3%増の17万378個(20フィートコンテナ換算)となり、新型コロナウイルス感染症拡大前の19年以来、4年ぶりに増加に転じたと発表した。感染症流行以降の世界的な港湾混雑が解消されたことが影響したとみられる。

 取扱量は荷物の入っていない空のコンテナを含んだ総数。

 荷物が入った「実入りコンテナ」は22年比0・9%増の11万2231個だった。実入りコンテナの輸出は紙・パルプが堅調に伸び22年比10・2%増の3万8344個。対して輸入は日本国内需要の低迷で日用品関連貨物が減ったことから、22年比3・4%減の7...

残り455文字(全文:755文字)