
地元の養豚農家が育成した豚肉を使った「じゃばみ豚ロースハム」(奥)と「じゃばみ豚ベーコン」
新潟県下越地方の道の駅や類似の交流拠点施設には、地域色豊かな商品がずらりと並ぶ。各駅を訪ね、お薦めの品々を紹介する。(57回目)
じゃばみ豚ロースハムとじゃばみ豚ベーコンは、肉の甘みやうまみが凝縮された商品だ。関川村蛇喰(じゃばみ)の養豚農家「高橋農場」が育成した豚肉を使う。農場の高橋雅人さん(57)は「肉の味がしっかり分かるような味付けになっている」と語る。
商品を手がけたのは、高橋さんが豚を全量出荷する精肉卸業の「富士フィード&ミート」(新潟市中央区)だ。専務の近弘さん(60)によると、高橋さんの豚肉の魅力をさらに知ってもらおうと、製造会社に依頼して商品化した。
高橋さんは豚に与える餌を...
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