インターネットサイトで物件の評価を手伝う副業名目で現金約194万円をだまし取られたとして、新潟市東区の40代女性が新潟東署に被害を届け出た。新潟東署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 新潟東署によると、4月6日、女性のスマートフォンにインターネットサイトで民泊の物件自体を評価する副業をあっせんするというメッセージが交流サイト(SNS)上で届いた。

 男からのメッセージの指示に従ってサイトで評価したところ、当初は報酬を得られたが、「作業を続けるには現金が必要で、目標達成後に報酬と合わせて全額が戻る」などと説明された。女性は4月10日までに10回に分けて計約194万円を指定の口座に振り込んだが、不審に思って友人に相談したところ、詐欺だと気付いた。