新潟県県央地域を拠点に活動するハンドメード作家ら11人の作品を集めた展示販売会が5月11、12の両日、加茂市加茂新田の「工房どき土器」で開催。陶芸作品や布小物など、手作りの温かみがにじむ創作品約500点が並ぶ。
工房を営む石澤啓一さん(73)と妻信子さん(71)が、「工房どき土器と仲間展」と題して企画した。啓一さんは陶芸教室、信子さんは再生紙のバンドを編んでバッグなどを作るエコクラフト教室を主宰。創作活動で知り合った友人らに出品を呼びかけ、2007年から開催している。
9日に展示作業があり、「母の日」(12日)の贈り物にもなるフラワーアレンジメントやビーズのアクセサリー、毛糸を編んでネコやキノコをかたどったあみぐるみ、指先ほどの小さなミニチュアフードといった品々が会場を彩った。
啓一さんは花器や食器を展示。「作家それぞれがじっくりと創作に向き合った。誰でも楽しめる展示会なので、ぜひ来てほしい」と話した。
午前10時〜午後4時。