キャンドルに火をともし、決意を新たにする看護学生=11日、新潟市中央区水道町1
キャンドルに火をともし、決意を新たにする看護学生=11日、新潟市中央区水道町1

 看護職を目指す学生たちが決意を誓う「継灯式」が5月11日、新潟市中央区水道町1の新潟青陵大で行われた。看護学部看護学科の2年生約100人が、それぞれのキャンドルに火をともし、患者を受け持つ初めての実習を前に気持ちを引き締めた。

 継灯式は、クリミア戦争時に負傷兵を看護するため、ランプの明かりをともし続けたナイチンゲールの精神を引き継ぐための儀式。暗い体育館で保護者や教員が見守る中、学生は順番に登壇し、親火から自分のキャンドルに火を移した。全員に火が行き渡ると、声を合わせ「対象者に寄り添い共に歩む医療者になります」と誓いの言葉を述べた。

 学生を代表してあいさつした小林悠花(はるか)さん(19)は...

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