田んぼアートのデザインの下絵
田んぼアートのデザインの下絵

 稲で佐渡にちなんだイラストを表現する「田んぼアート」の田植えが、新潟県佐渡市新穂青木で行われた。島内外から約90人が参加し、にぎやかな雰囲気の中、さまざまな色に育つ苗を丁寧に手植えした。

 田んぼアートは、生産農家らでつくる「朱鷺(とき)と暮らす郷(さと)づくり推進協議会」と市が2017年から取り組んでいる。毎年デザインを募っており、2024年はJ-eco日本自然環境専門学校(新潟市中央区)の生徒が考えた原案を採用。トキやトビシマカンゾウ、人などを描き、さまざまな生物が共生する社会を目指すという願いが込められている。

 田植えイベントは5月11日にあり、参加者は目印を頼りに、「べにあそび」「紫大...

残り223文字(全文:523文字)