県展の写真部門を審査する織作峰子さん、前川彰一さん=5月20日、新潟市中央区の朱鷺メッセ
県展の写真部門を審査する織作峰子さん、前川彰一さん=5月20日、新潟市中央区の朱鷺メッセ

 第78回新潟県美術展覧会(県展・新潟日報社など主催)の作品審査が5月20日、新潟市中央区の朱鷺メッセで、最も応募数が多い写真部門を皮切りに始まった。写真家の織作峰子さん(63)=東京都=と前川彰一さん(77)=同=が審査員を務め、風景や人物などを写した作品を吟味した。

 日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の7部門に計3137点の応募があった。そのうち写真は約半数の1561点で、2日間で審査する。

 会場には作品が約10点ずつ並べられ、審査員の2人は全体の仕上がりや対象の捉え方などをポイントに、「光の具合がいい」「和みのある作品だ」などと意見を交わしながら、選考を進めた。

 織作さんは「新潟...

残り128文字(全文:428文字)