
手作りした遊具を点検する「森の遊び場プロジェクト」の岡田達也代表(右)と八橋和裕前代表=妙高市の高床山森林公園
2023年度の新潟県自治活動賞(にいがたNPO基金主催、県・県市長会・県町村会・新潟日報社共催)は2団体が受賞した。姫川原地区コミュニティ運営協議会「森の遊び場プロジェクト」(妙高市)=県知事賞=と、六箇(ろっか)地区振興会(十日町市)の取り組みを紹介する。
「森の遊び場プロジェクト」は、妙高市姫川原地区の町内会などで構成する自治組織「コミュニティ運営協議会」の取り組みの一つ。2021年、姫川原地区に住む50歳未満の男性でつくる「姫川原あんちゃ会」が中心となり、プロジェクトが発足した。
地元の高床山森林公園の遊具が老朽化していたことから、環境保全や子どもの遊び場作りを目指した。高床山の環境整備で出た間伐材を活用した遊具を旧アスレチック広場に2023年までに...
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