スポーツ用品大手のヨネックス(東京)が、環境に配慮した事業活動を推進するため、2050年までの展望「ヨネックス環境ビジョン2050」を策定した。50年には自社だけでなく、サプライチェーン(供給網)全体での二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを目指す。

 ヨネックスは30年度までに、海外拠点を含む自社の事業活動で直接または間接的に排出するCO2量を16年度比で50%削減する目標をこれまで掲げていた。22年度は新潟工場(長岡市)を含む国内6拠点で実質再生可能エネルギーへの切り替えを進め、海外拠点も含めたCO2排出量を16年度比で37%削減した。

 ビジョンでは脱炭素のほか、廃棄物や製品設計での展望や...

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