
土のうやシートで水を防ぐ訓練をする参加者=5月26日、三条市上須頃
新潟県の三条市や長岡市などを襲った7・13水害から20年が近づく中、三条市の信濃川左岸「三条防災ステーション」前の河川敷で5月26日、大雨を想定した総合水防演習が行われた。気候変動で水害の激甚、頻繁化が懸念される中、消防団や自衛隊、ライフライン関連の民間事業者ら約1500人が備えを確認した。
7・13水害では三条市で9人、中之島町(現長岡市)で3人など県内で15人が亡くなった。住家被害は全壊71棟、半壊5657棟、一部損壊82棟、床上浸水1882棟、床下浸水6197棟に及んだ。
5月26日の...
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