
全国トマト選手権で金賞になった「越冬トマト」を手にする曽我新一さん=新潟市北区木崎
新潟市北区の曽我農園が生産する「越冬トマト」が、「第3回全国トマト選手権」のミディアム(31〜99グラム)、ラージ(100グラム以上)の両部門で、ともに2位となる金賞に選ばれた。社長の曽我新一さん(46)は「気温が乱高下する難しい天候だったが、評価されて良かった」と話している。
全国トマト選手権は日本野菜ソムリエ協会(東京都)が4月に主催。全国からミディアム部門に46点、ラージ部門に35点の応募があり、40人の野菜ソムリエが実際に食べて審査した。
曽我農園の越冬トマトは9月〜翌年6月にかけて栽培、収穫している。新潟県の厳しい寒さや、水分を制限する同農園の栽培法によって、甘みやうま味が凝縮して...
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