大林組北陸支店の社員らと胎内市大長谷集落の住民による田植え=胎内市大長谷
大林組北陸支店の社員らと胎内市大長谷集落の住民による田植え=胎内市大長谷

 大手ゼネコン大林組北陸支店(新潟市中央区)の社員が新潟県胎内市の大長谷(おおながたに)集落で住民と田植えをした。10年以上続く取り組みだが、新型コロナウイルスの影響でここ数年は規模を縮小して実施してきた。作業後の春の交流会も5年ぶりに再開。参加者は泥の感触を楽しみながら汗を流した。

 大林組と大長谷の交流は2012年に始まり、春は田植え、秋は稲刈り、冬はさいの神に社員が集落を訪れてきた。新型ウイルス禍で作業後の交流会は取りやめ、社員数人が住民と田植えや稲刈りを続けてきた。2023年秋の稲刈りから交流会を復活させた。

 5月19日の田植えには、社員や家族約40人が参加し、10アールの田んぼにコシヒ...

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