
さまざまなハラスメントの定義を学んだ講演会=柏崎市役所
パワハラやセクハラといったハラスメントについて考える講演会が、新潟県柏崎市役所で開かれた。柏崎しおかぜ法律事務所の弁護士、近藤千鶴さんが、どのような行為がハラスメントに当たるかを紹介し、「受け手に不快感があったら、ハラスメントになり得る。日頃からの信頼関係が大切だ」などと呼びかけた。
職場などでのハラスメントを減らそうと、かしわざき男女共同参画推進市民会議が5月18日に主催し、市民ら約50人が参加した。
講演で近藤さんは、セクハラやパワハラのほか、顧客が店員に不当な要求をする「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に該当する事例を説明。「部下から上司への言動でも上司が拒絶困難なものならばパワハ...
残り223文字(全文:523文字)