
毛布を使ってけが人に見立てた人形の搬送を体験する親子=6月2日、新潟市西蒲区峰岡
1964年に発生した新潟地震から6月16日で60年を迎えるのを前に、災害への備えを学んでもらう「にしかん防災フェア」が2日、新潟市西蒲区の城山運動公園で開かれた。参加した家族連れらは、災害用伝言ダイヤルの使い方や、けが人の救出方法などを体験しながら、防災意識を高めた。
新潟市が各区で展開する「防災アクション2024」の一環。地元の防災士らが、約20の体験ブースを用意した。
災害用伝言ダイヤルのブースでは、子どもたちが「171」に発信して、自分の名前や居場所を伝える流れを学んだ。けが人の救出体験では、担架が家にない場合には毛布を使って搬送する方法を防災士が解説。避難所での過ごし方を体験するブー...
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