学術交流協定に署名した長岡技科大の鎌土重晴学長(右から2人目)と、キルギス国立大のチャラダンバエバ・アイグリ副学長(同3人目)=新潟県長岡市上富岡町
学術交流協定に署名した長岡技科大の鎌土重晴学長(右から2人目)と、キルギス国立大のチャラダンバエバ・アイグリ副学長(同3人目)=新潟県長岡市上富岡町

 長岡技術科学大学(新潟県長岡市上富岡町)は5月28日、キルギスのアラバエフ・キルギス国立大と学術交流協定を結んだ。教員・学生の交流の機会を設け、共同研究や研究成果の共有を進める。長岡技科大が海外大学と学術交流協定を結ぶのは71例目。

 キルギスはIT教育に力を入れており、日本での就労を目指す学生も多い。長岡市は2023年10月に官民の視察団を派遣し、長岡技科大の担当者も同行していた。協定には、職員や学生の交流、科学技術に関する共同研究の推進といった項目が並ぶ。シンポジウムや講演会の開催も推進するとした。

 5月28日に長岡技科大であった調印式で、技科大の鎌土重晴学長は「本学の最新技術を活用したも...

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