
水難事故に備えて行った救出訓練=長岡市高見町
出水期の水難事故に備え新潟県の長岡消防署は、長岡市高見町の福島江で救助訓練を2日間にわたって行った。消防士や救命士ら60人が参加し、河川や用水路で流された人の救助手順や声がけ方法などを確認した。
救助訓練は毎年実施しており、2024年は5月27、28日に福島江で初めて行った。福島江は市街地を流れており、過去5年間で7件、2023年には3件の水難事故が発生している。
5月27日の訓練では、消防士や救命士らがロープを投げ入れ「つかまってください」「今助けますよ」と声をかけ、要救助者を引き上げた。用水路を挟んでロープを張る方法も確認した。
長岡消防署の大谷隆幸第1大隊長(57)は「救助の基本をしっ...
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