
トビシマカンゾウを背に、芸能を披露する住民ら=6月9日、佐渡市願
約50万株のトビシマカンゾウが群生する新潟県佐渡市願の大野亀で6月9日、地元住民による芸能発表会が行われた。見頃となる「佐渡カンゾウWEEK」の最終日に合わせて開催し、多くの観光客らが花と芸能を堪能した。
佐渡両津海府観光協会主催。発表会には内海府小中学校の児童生徒や鷲崎集落の鬼太鼓、七浦民謡研究会などが登場。音声トラブルもあったが、司会のアドリブで笑いを誘ったり、順番を入れ替えたり、アットホームな雰囲気で進んだ。
新型ウイルス禍前は出演団体が多く、みそ汁の振る舞いなどもしていたが、現在は規模を縮小して継続している。観光協会の北澤博満会長は「高齢化が進み、人員や予算の確保が難しい中、できる範...
残り80文字(全文:380文字)