海の見えるコワーキングスペースを拠点に働くグラフィックデザイナーの髙橋栄一さん(左)と建築士の小林紘大さん=新潟市中央区関屋

 仕事で新しいサービスを使い始めた。パソコンやスマートフォンでメンバー同士がメッセージやデータを送り合う「Slack(スラック)」というチャットツールだ。

 インターネットを介して仕事を分担したり、内容を確認し合ったりできる。新型コロナウイルス禍のテレワーク中には、離れて働くメンバーと文章を打ち込んで仕事のやりとりをした。笑顔マークのボタンで「お願いします」や「ありがとう」の気持ちを伝える。

 新型ウイルスの感染予防から、思いがけず新しい仕事の様式に触れることになった。

 同時に複数人で打ち合わせができる「Zoom(ズーム)」などを使ったビデオ会議も、急速に定着した。

 インターネットをうまく利用でき...

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