サクランボの収穫体験をする佐渡保育専門学校の生徒=6月12日、佐渡市新穂青木
サクランボの収穫体験をする佐渡保育専門学校の生徒=6月12日、佐渡市新穂青木
サクランボの収穫体験をする佐渡保育専門学校の生徒=6月12日、佐渡市新穂青木

 佐渡保育専門学校(新潟県佐渡市)の生徒が6月12日、新穂地区でサクランボの収穫、出荷体験を行った。生徒たちは汗を流しながら、実を丁寧にもいだりパック詰めしたりし、農家の苦労や収穫の達成感を味わった。

 3年生6人は、新穂地区でサクランボのほか、柿や米を育てている若杉宗男さん(68)の農園を訪れた。若杉さんは、育てているサクランボの種類やもぎ取り方を説明。生徒たちは30分ほどかけ、赤黒い実が特徴の「紅さやか」を収穫し、粒の大きさごとに分けてパックに詰めた。

 若杉さんの農園では今年、代表格の「佐藤錦」が不作で出荷できない状態だという。「昨夏の猛暑が花芽の成長に悪影響を及ぼしたのではないか」と推測。...

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