
収穫シーズンに入った柏崎刈羽地域のタマネギ=柏崎市畔屋
新潟県柏崎刈羽地域で2023年秋に植えられて冬越ししたタマネギが、本格的な収穫シーズンを迎えている。栽培面積は約7・7ヘクタールと、JAえちご中越(長岡市)の管内では最大で、県内でも有数のタマネギ産地に成長した。収量は2023年並みの120トンほどを見込んでおり、生産者は「5月下旬の恵みの雨で大きく育った。ぜひ地元のものを手に取ってほしい」と呼びかけている。
柏崎刈羽地域では2008年ごろから、タマネギの作付けが始まった。JAえちご中越柏崎地区たまねぎ生産部会には現在、24の農家、法人が参加している。
ほとんどの生産者が水稲から転作したため、粘土質で畑作に不向きな土壌に苦戦していたが、排水対...
残り554文字(全文:854文字)