さまざまな神楽が奉納された、牛尾神社の天王祭=6月13日、佐渡市新穂潟上
さまざまな神楽が奉納された、牛尾神社の天王祭=6月13日、佐渡市新穂潟上

 新潟県佐渡市新穂潟上の牛尾神社で6月13日、例祭「天王祭」が開かれた。独自性のあるさまざまな神楽が奉納され、境内は氏子や見物客でにぎわった。

 牛尾神社は今年創建1232年目で、大国主命(おおくにぬしのみこと)などをまつっている。毎年6月13日が例祭と決まっており、宵宮には牛尾神社の能舞台で薪能を奉納。今年は神月会が「田村」を披露した。例祭の神事は年によって内容が異なり、今年は巫女舞や大国主命による大黒舞のほか、鈿女(うずめ)の舞を数年ぶりに奉納した。境内は笛や鼓の音色と、拍手に包まれた。

 神楽の後には、鬼太鼓の演舞とみこし渡御も行われた。総合学習の一環で祭りを見学した、新穂中2年の生徒(13...

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