がんの予防法について、川東中の生徒に講演する藤森勝也院長=新発田市下羽津
がんの予防法について、川東中の生徒に講演する藤森勝也院長=新発田市下羽津

 がんについて学ぶ講演会が、新潟県新発田市下羽津の川東中学校で開かれた。あがの市民病院(阿賀野市)の藤森勝也院長(63)が、禁煙や健康的な食事、適度な運動など、がんの予防について解説した。

 がん予防の啓発のため、県健康づくり財団(新潟市中央区)が6月6日に主催。全校生徒74人が参加した。

 藤森院長は、喫煙やアルコール摂取、ストレスなどががんの原因になると説明。特にたばこの煙には「4000種類以上の化学物質が含まれている」と語り、禁煙の大切さを強調した。定期的な検診でがんを早期発見することも大切と話した。

 生徒から「父に禁煙してもらうためにどうしたらよいか」と質問されると、藤森院長は「『病気にな...

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