男子走り高跳びで初の五輪出場を狙う長谷川直人=新潟市北区
男子走り高跳びで初の五輪出場を狙う長谷川直人=新潟市北区
男子走り高跳びで初の五輪出場を狙う長谷川直人=新潟市北区

 パリ五輪代表選考会を兼ねた「第108回日本陸上選手権」が6月27〜30日、新潟市中央区のデンカビッグスワンで開かれる。新潟県での開催は2020年以来、3回目。参加標準記録を突破し優勝すると、その時点で五輪代表に決まるほか、3位以内に入れば五輪に近づく選手もいる。既に代表入りを決めた女子やり投げの北口榛花(JAL)や、5000メートルの田中希実(ニューバランス)ら、日本を代表するアスリートも出場する。パリに向けた熱戦が新潟で繰り広げられる。(2回続きの1)

◆走り高跳びの長谷川直人(新潟市北区出身)地元で磨いた技術で「意地でもパリへ」

 デンカビッグスワンで、何度も自己ベストを出してきた。男子走り高跳びの長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC・新潟市北区出身)は...

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